診療内容

成人の方が歯を失う最も多い原因は、虫歯ではなく歯周病です。歯周病は初期症状が少なく、気づいた頃にはかなり進行していたということも少なくありません。

この恐ろしい病気は、歯と歯ぐきの間の歯周ポケットに溜まった歯垢に含まれる菌が原因で、少しずつ進行していきます。そして最終的には、歯を支えている骨の部分を溶かし、歯が抜け落ちてしまうのです。

お子さまにとって歯科医院は、怖いところでしかありません。
けれども行きたくないからといって虫歯を放置すると、放置した分だけ症状が悪化し、治療も痛みが伴うものになります。
できるだけ早く治療を始めることが、痛みを和らげるためには大切なことです。

当院ではお子さまに合わせた治療をしているので、無理強いはしませんし、お子さまが耐えられる短時間での治療を心がけております。また担当衛生士による食生活指導や、親御様には正しい仕上げ磨きの指導などもおこなっております。お子さまの歯並びや矯正についても気軽にご相談下さい。

患者さまからご希望がない限り、当院では保険の範囲内で入れ歯を製作しています。保険の入れ歯でも、お口の状態を把握してから設計をすることで、生活の中で使いやすいものが作れると考えています。

お口になじむ入れ歯を作るためにも、患者さまのお話を聞く時間を大切にしています。実際に使ってみて、「違和感がある」「噛むと痛い」という場合には遠慮せずにお伝えください。お話を伺いながら、細かく調整をしていきます。

すでに入れ歯をお持ちの方でも、修理・調整を受け付けています。お使いの入れ歯がお口に合わなくなってきた方も気軽にご相談ください。

親知らず（第三大臼歯）が生える時期は20歳前後。永久歯の中でも最後に生えてくる歯なのですが、現代人は顎が小さくなっているため、親知らずが生えるスペースが無い場合が少なくありません。そのため、親知らずが斜めに生えてしまったり、隣の歯を押して歯並びを悪くしたりとトラブルの原因になることが多いのです。

生え方の悪い親知らずを放置していると、虫歯や粘膜炎を引き起こすおそれがあるため、できるだけ早く抜歯することをおすすめします。埋伏歯や難症例の親知らずについては、提携先の『神戸市立西神戸医療センター』や『兵庫県立がんセンター』を紹介します。